☆この記事はこのような人におすすめです。
・2002年に公開されたジブリ映画「猫の恩返し」の声優を知りたい。
・映画「猫の恩返し」のキャスト・大泉洋と山田孝之の役どころを知りたい。
・映画「猫の恩返し」のキャラクター・バロンの種類を知りたい。
・映画「猫の恩返し」のあらすじを知りたい。
ジブリアニメ「猫の恩返し」は、スタジオジブリの『耳をすませば』の続編に位置付けされる作品で、ごく普通の女子高生・ハルの成長と、猫たちとの冒険を描いています。
監督は元アニメーターの森田宏幸氏。
声優には、主人公の女子高生・吉岡ハル役を女優の池脇千鶴、猫の男爵・バロン役を俳優の袴田吉彦が演じています。
また、そのほかにもタレントの大泉洋、俳優の山田孝之らも本作品の声優に参加。
大泉洋が演じているのは、ハルの通う高校の国語教師役、山田孝之はハルが車にひかれそうになるところを助けた黒猫・ルーンを担当しています。
そこで今回は、その黒猫・ルーンを助けたお礼に「猫の国」へ招待されるハルの物語「猫の恩返し」に出演する声優や、冒険を共にする猫の男爵・バロンの名前、種類などについてまとめてみました。
映画 猫の恩返しの声優一覧
アニメ映画「猫の恩返し」は、ヒロインのハルが持っていたラクロスのラケットで、黒猫・ルーンを助けたことを機に、猫の恩返しとして国の王子・ルーンとの結婚を迫られるというあらすじ。
困惑していたハルですが、謎の声の響きで猫の男爵・バロンらと出会います。
猫の国へ招待され、結婚させられそうになったハルは猫の姿になって、バロンらと共に敵との戦いを繰り広げる。
と、今までのジブリ作品とはちょっと違った物語なので、世間一般にはあまり評価されていませんが、人によっては好きな作品のひとつに挙げられています。
そんな物語「猫の恩返し」の声優に、池脇千鶴がヒロインの女子高生・ハル役、共に冒険を繰り広げる男爵・バロン役の声優を袴田吉彦が担当。
ハル役を演じた池脇千鶴は、この作品が声優初挑戦で当時20歳。
演技の方は声が小さいためか、「セリフが少し聞き取りにくい」と、視聴者から不満の声が上がりました。
一方、ハルを助けにきた猫の男爵・バロン役を務めた袴田吉彦は、最近でこそ「アパ不倫」ばかりで注目されてきましたが、当時は29歳で、映画やドラマのトレンディ俳優として活躍していました。
声優は2000年公開のディズニー映画『ダイナソー』で、主人公アラダー役を務めていたので2回目の挑戦。
袴田吉彦が演じたバロンは、ジブリキャラクターの投票でも上位を獲得するほど人気があります。
・吉岡ハル ― 池脇千鶴
・バロン ― 袴田吉彦
・ルーン ― 山田孝之
・ムタ ― 渡辺哲
・トト ― 斉藤洋介
・猫王 ― 丹波哲郎
・ユキ ― 前田亜季
・ナトリ ― 佐戸井けん太
・ナトル ― 濱田マリ
・ひろみ ― 佐藤仁美
・吉岡直子 ― 岡江久美子
・チカ ― 本名陽子
・国語教師 ― 大泉洋
・コック ― 鈴井貴之
・ハルの同級生 ― 安田顕
映画 猫の恩返しの声優 大泉洋と山田孝之の役
アニメ「猫の恩返し」は、北海道を中心に活動するタレント鈴井貴之や、「TEAM NACS」のメンバー・大泉洋、安田顕が声優で出演しています。
鈴井貴之の役名は、食事会でハルの世話をする猫のコックで、「ネズミはお好きで無いと伺いましたので、とれとれぴちぴちのお魚ですニャ~」というセリフを担当。
大泉洋はハルの高校の国語教師役として出演し、 古文の授業で「国破れて山河あり、城春にして草木深し、時に感じては花にも涙をそそぎ、別れをうらんでは鳥にも心を驚かす」というセリフを担当しています。
安田顕はハルが恋する同級生役で、「段差、気をつけて」というセリフ。
また、山田孝之は、本作品に登場するキャラクターの中でもっとも重要な役を務めています。
山田孝之演じるバロンは、同じジブリ作品の「耳をすませば」にも登場するキャラクター。
劇中では「あいにく不自由な暮らしも気に入っているのさ」、「きみがどうすればしっかりと自分の時間を生きられるか考えよう。それさえできれば何も恐れることはないのだから」などの名言があります。
映画 猫の恩返しのキャラクター バロンの種類は?
映画「猫の恩返し」のキャラクターは当然、猫ばかりで、いろいろな種類が登場します。
そんな中でも、種類がわかりやすいのが猫の男爵・バロンです。
バロンは「アビシニアン」の説が有力で、本名が「フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵」という名前。
(アビシニアン猫)
原作国ははっきりしていませんが、エジプトが有力で性格はおとなしいと言われています。
でも一体なぜ名前がバロンなのか?
イギリスでは男爵の称号のことをバロンと呼び、ハルのセリフで「だからバロンって言うのね」とあったのも、男爵をバロンと訳していたのです。
そして、バロン以外の猫にも種類があって、王子のルーンと国王がロシアンブルーだと言われています。
ほかにも小さい頃にハルに助けてもらったユキ、体の大きいムタなんかは野良猫説が有力。
本作品は登場するのが猫ばかりなので、猫好きにとっては神映画なのです。
ハルは、決断力が無く周りに流されてばかりの17歳の女子高生。
ある日、トラックに轢かれそうになった猫の国の王子・ルーンを助けた彼女は、猫王から恩返しに猫の国に招待される。
ところが、猫王の歓待ぶりに「このまま猫になってもいいかも」と思った途端、その姿を猫に変えられたばかりでなく、王子の妃候補にされてしまう。
そんな彼女を救うべく、颯爽と現れた猫の事務所のバロン。
「自分を見失うんじゃない」 そう囁く彼と共に、猫王の仕掛ける数々の罠をかいくぐり、元の世界に戻ることが出来たハルは、冒険を通し自分の時間を生きる術を学んだことで、ちょっとだけ大人に成長した。
引用元:movie walker