俳優の田村正和といえば、週刊誌「女性自身」に心臓の手術を受けていたことを報じられ、引退が囁かれていました。
そんな疑惑の中、2月17日の時代劇ドラマ『眠狂四郎 TheFinal』に出演。
1972年にも同じ作品に出演しているので、いまだ同じ役を演じ続けられることに驚かされます。
しかも田村正和は、これまでに数々のドラマや映画、CMなどに出演。
中でも1980年代に出演したホームドラマは、田村正和にとって代表作となるものばかりで、これを機に一躍世間に名前が知れ渡るきっかになったのです。
そこで今回は、田村正和の若い頃の伝説、娘(子供)や妻といった家族のことなどについてまとめてみました。
田村正和の娘は女優で嫁ぎ先は南国酒家?
田村正和の父親は、歌舞伎俳優だった阪東妻三郎。
阪東妻三郎は、歌舞伎のほかに、映画界にも君臨したトップスターで、「阪妻(バンツマ)」の愛称で親しまれていました。
そんな父親を持つ田村正和は、4人の兄弟がいます。
しかも、兄弟の内の3人(長男・田村高廣(故人)、三男・田村正和、四男・田村亮)が俳優に。
二男の田村俊磨氏だけが、長男・田村高廣氏のマネージャーや俳優をしたあと、株式会社「タムサプライヤ」を設立し、実業家になったのです。
そして、三男・田村正和の家族ですが、妻と1人の娘(子供)がいます。
田村正和はイメージ的にも、あまり、家族のことを多く語りませんが、マイホームパパとして有名だったとか。
というのも、娘の幼稚園(成城)の送り迎えをしているのを、よく目撃されていたのです。
また、娘が女優というウワサがあるようなので、調べてみましたが、結果、そのような情報はありませんでした。
分かったのは、女優ではなく、一般人。
あと、2001年に中国料理「南国酒家」のオーナーと結婚したということでした。
なので、娘の嫁ぎ先は、南国酒家になります。
そして現在は、父親・田村正和の個人事務所の役員をしているそうです。
田村正和の妻の矢島和枝は女優?
田村正和の妻も、女優というウワサがあるようですが、この情報もガセのようです。
田村正和の妻は、成城大学の2年先輩で、名前は矢島和枝さん。
妻・和枝さんは、もともと銀座の老舗テーラーの社長令嬢で一般人。
2年の交際を経て、1970年に田園調布の教会で結婚式を挙げています。
なお、妻の和枝さんは現在、田村正和が20年以上前に財産管理のために立ち上げた、個人事務所の代表を務めています。
ちなみに、俳優・田村3兄弟の妻は、すべて一般人。
子供の中で芸能界入りしたのは、四男・田村亮の息子・田村幸士だけのようです。
(田村亮と息子で俳優の田村幸士)
田村正和の若い頃の伝説とは?
娘の送り迎えをしていて、他の母親たちが見とれていたという伝説が残っていますが、ほかにも、田村正和のイメージを守るために、人前で食事をしなかったといいます。
人目に触れないようにと、若い頃からホテルに宿泊した際や、楽屋などに食事を運ばせていたそうです。
また、田村正和の若い頃といえば、「モテ伝説」でしょう。
田村正和といえば、品があって二枚目であり、ダンディでクール。
過去には、幾度も共演した女優とウワサになったほど、女優皆が田村正和のことを好きになるそうです。
中でも、札幌で最初にできた億ションで、田村正和と浅野温子が密会していたというのは有名な話。
ほかにも、ドラマ「ニューヨーク恋物語」で共演した、岸本加世子との関係も密かに有名でした。
さらに、酒井和歌子が愛人なのも結構有名な話ですが、結局、どこまでが本当の話なのか真相は謎に包まれています。
また、プライベートも謎で、
「自宅から撮影現場へドラマの衣装で出かけていく」「ATMを使ったことがない」「髪は専属の美容師が家で切る」
といった伝説も囁かれており、家でも常にイメージ通りの“田村正和”なのだとか。
たとえば自宅にお客さんが来ても、田村正和は、ボソボソしゃべっているそうです。
田村正和の病気の真相
2018年4月に、女性自身が田村正和の病気について報じました。
田村正和は、2016年3月12日に放送されたドラマ「地方紙を買う女~作家・杉本隆治の推理」に出演して以来、表舞台から姿を消していましたが、その理由を心臓の病気・冠動脈性心疾患のためと報じたのです。
当時の記事によると、田村正和は、冠動脈性心疾患の手術をして、驚くような激やせ姿だったとか。
冠動脈疾患とは、心臓に十分な血液が供給できなくなり、そのために心筋が酸素欠乏状態になる病気。
この病気のことを冠動脈疾患と呼んでおり、代表的な疾患に狭心症や、急性心筋梗塞があります。
冠動脈性心疾患の詳しい説明は、以下の通りになります。
本来、心臓は血液を全身に送るポンプの役割をしています。血液の重要な役割の一つに酸素を細胞に運搬する仕事があります。
全ての細胞が酸素を必要とするので、心臓そのもの自体にも酸素が必要で、血液を流さないといけません。
その心臓の筋肉に向けて流れる血管を冠状動脈といいます。
冠状動脈は大きく分けて右冠動脈、左冠動脈前下行枝と左冠動脈回旋枝の3本の枝に分かれます。
動脈硬化によって冠状動脈の壁が厚くなって内腔が狭くなると、その下流の心臓の筋肉に十分な量の血液が流れなくなり、酸素不足となるため、酸欠状態で胸が痛くなります。
冠動脈疾患は主に胸痛、胸部圧迫感などの胸部症状を自覚します。
場合によっては背部痛、上腹部痛、肩の痛みなどを感じる場合や、息苦しさ、冷や汗などを伴う事もあり症状は様々です。
田村正和は、冠動脈が詰まってしまったため、6個のステントを入れる手術をしたそうなのですが、女性自身が手術のことを尋ねると「いいえ」とだけ答えたそう。
また、激やせしていることについて尋ねてみると、田村正和は、笑いながらこう答えたといいます。
「よく言われる。体重も下がったしね。今は52kgぐらいかな。歳を取ると、やせる人と太る人がいるでしょう。俺はやせたんだよね」
一説には、病気のこともあって、引退するのでは?と囁かれていますが、女性自身が突撃した際、心臓の手術をしたことを否定していました。
また、「これからもずっと俳優業を続けていきますか?」と、今後について尋ねると、田村正和は、「いや、そんな気はありませんよ」「これまでいろいろやらせてもらったからね、十分。十分やってきたから……」との返答だったそう。
なんとも意味深な返答をしているので、ひょっとすると、引退が近いのかもしれません。