シドニー立てこもり事件の犯人の動機や前科は?被害者は人質2人!

シドニー立てこもり事件の現場画像 社会

☆この記事は、2014年12月15日から16日にかけて、オーストラリア・シドニーのマーティン・プレイス駅近くにある「リンツ・ショコラ・カフェ」で起きた立てこもり事件について知りたい人におすすめです。

・シドニー立てこもり事件の概要を知りたい。

・事件が起きた場所の現在について知りたい。

・犯人の名前や前科、動機を知りたい。

他にも人質被害者のことなど気になることを簡単にまとめています。

 

シドニー立てこもり事件の犯人は、イラン人の男で、名前はマン・ハロン・モニス(当時50)。

 

発生から16時間を過ぎた12月16日未明、「リンツ・ショコラ・カフェ」に警官隊が突入し、犯人を射殺したことによって事件は解決しました。

 

ただ、このシドニー立てこもり事件は、犯人の男と人質2人の計3人が犠牲になっています。

 

被害者となった人質の2人名前は、カフェの店長だったトーリ・ジョンソンさん(当時34)と、女弁護士のカトリーナ・ドーソンさん(当時38)。

 

カフェ店長のジョンソンさんは犯人に襲いかかった際に撃たれて死亡し、弁護士のドーソンさんは妊娠中の友人をかばって覆い被さったところ、警察の銃の流れ弾に当たって死亡しました。

 

事件後、被害者の2人は、自分を犠牲にして他人を守ったとして賞賛されたのです。

 

そこで今回は、シドニー立てこもり事件についてまとめてみました。

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シドニー立てこもり事件 犯人の前科

シドニー立てこもり事件が発生した場所は、オーストラリア・シドニー中心街にある「リンツ・ショコラ・カフェ」。

 

犯人のマン・ハロン・モニスは、10人の客と8人の店員、計18人を人質にとり店内に立てこもったのです。

 

マン・ハロン・モニスの画像

 

その後、武装した警察官が駆けつけ、カフェを取り囲むのですが、犯人は「街に仕掛けてある爆弾を爆発させる」と脅し、警察を近づけようとしません。

 

そして、2つの要求をしたのです。

 

1つ目は、「イスラム国」の旗を用意すること。

 

2つ目は「アボット首相との討論」でした。

 

犯人の目的は自分を正当化すること。

 

マン・ハロン・モニスはイスラムの宗教指導者を名乗って、イスラム過激派「イスラム国」の黒い旗らしものを掲げ、「アフガンからの撤兵」を訴えたのです。

 

しかし、実際にはイスラム国との直接の繋がりはありませんでした。

 

自らを「聖職者」と呼ぶマン・ハロン・モニスは、1990年代にイランから亡命。

 

以来、移民としてオーストラリアに住んでいましたが、宗教の勉強をした人物ではなかったのです。

 

しかも以前から、要注意人物として当局に知られていたそうです。

 

マン・ハロン・モニスには性犯罪で逮捕された前科があって、これまでに50件以上の性的暴行などの罪で起訴されていました。

 

さらに、戦死した豪州軍兵士の家族に嫌がらせの手紙を送ったり、自分の妻が殺害された事件に関わった前科もあったのです。

 

犯人のマン・ハロン・モニスは、これらの罪で起訴されていましたが、立てこもり事件を犯した時は保釈中。

 

そんな男が野放し状態になっていたのは、警察当局に問題があったことは否めませんが、治安当局の監視リストから漏れていた可能性もあったのかもしれません。

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シドニー立てこもり事件 犯人の動機

犯人のマン・ハロン・モニスは、「街に爆弾を仕掛けた」と言って脅していましたが、結局見つかりませんでした。

 

さらに、現場となったカフェ店にも爆弾処理ロボットが送られ、中を調べたらしいのですがどこにも爆弾はなかったそうです。

 

結局、犯人の動機は何だったのか。

 

オーストラリアはイスラム過激派「イスラム国」への空爆に参加しており、イスラム国から攻撃の対象に名指しされていました。

 

当初、マン・ハロン・モニスはイスラム国の支持者とみられ、「アボット首相と話をさせろと」要求していたのも、政治的な観点からの動機が伺えたのです。

 

しかし、やっていることがイスラム国の手法と違うため、動機に政治的な背景はありませんでした。

 

結局、立てこもった動機は「裁判所の出頭取り消し却下」。

 

いくつもの前科を持つ犯人のマン・ハロン・モニスは、2002年から何度も告発されており、2014年10月には40もの告発を受け、裁判所に出頭取り消しを訴えたが拒否されていたのです。

 

地元メディアは、これが立てこもり事件と関係したと報じたのでした。

シドニー立てこもり事件の被害者

シドニー立てこもり事件は、2014年12月16日午前2時すぎに警察隊が突入。

 

30分間にわたる銃撃戦の末、犯人を射殺して幕が閉じました。

 

しかし、人質2人が被害者となり、警察官も含め6人が負傷したのです。

 

被害者の1人、カフェ店長のジョンソンさんは、人質のうち数人がカフェから脱出した直後、犯人が持っていたショットガンで後頭部を撃たれ、死亡。

 

警察隊が突入したのは、この時のタイミングでした。

 

もう1人の被害者、女弁護士のカトリーナ・ドーソンさんは3児の母親で、妊娠していた友人を銃撃戦から守ろうとして命を落としたのです。

 

なお、無念にもカトリーナ・ドーソンさんが受けた流れ弾は、何か硬い物に当たって跳ね飛んだ際の破片だったとか。

 

そして、他の人質は警察隊の突入を機に次々に逃げ出したのですが、心臓マッサージを受ける女性や左足から出血して警察官に運ばれる女性もいたようです。

シドニー立てこもり事件の場所の現在

シドニー立てこもり事件の現場となった「リンツ・ショコラ・カフェ」ですが、事件後はしばらくして平常営業に戻り、現在も営業中です。

 

ただ、以前あったマーティンプレイス側の広場のテラス席は現在、無くなっているそう。

 

それでも天井が高く、奥行きがあって広いカフェです。

 

カフェはチョコレート専門店だそうで、各種チョコを使ったケーキや、濃厚なホットチョコレートを楽しむことが出来て、テイクアウトも可能。

 

なお、ケーキは美味しいらしいのですが、割引は一切ないとのこと。

 

1切れ1、200円ほどする高級店ですが、地元や観光客でにぎわっているようなので、旅の土産に1度は訪れると良いかもしれませんね。

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