マススタートのルールやパシュートとの違いは?

マススタートの画像社会

☆この記事はこのような人におすすめです。

・スケート競技のマススタートのルールを知りたい。

・マススタートとパシュートの違いを知りたい。

・北京冬季五輪のマススタートに出場する高木菜那選手と小坂凛選手の実績を知りたい。

 

マススタートは平昌冬季五輪から採用された新種目です。(ワールドカップでは2015年シーズンから採用)

 

パシュート同様、日本向きの種目と言われており、北京冬季五輪には平昌金メダリストの高木菜那選手と小坂凛選手が出場します。

 

そんな2人が出場するマススタートは、団体戦のパシュートと違って個人戦。

 

北京冬季五輪でもメダル候補に挙げられている為、またも金メダルを獲得する可能性は十分なのです。

 

そこで今回は、メダル候補の種目・マススタートについて、ルールやパシュートとの違いなどをまとめてみました。

Sponsored Link

マススタートとパシュートの違い

あまり聞きなれないマススタートという種目は、前大会の平昌冬季五輪で初めて実施されました。

 

まず、マススタートとパシュートとの違いですが、パシュートは団体戦で3人一組が隊列を組んで相手チームと競います。

 

周回中、先頭交代をスムーズに行うことや選手どうしが体力を温存させながら滑るなど、チームワークが求められるのです。

 

なお、日本がパシュートを得意としている理由ですが、技術もさることながら個人の体格にあるようです。

 

大柄の外国人は身長差が少ない為、後ろにつくメンバーの空気抵抗が大きい。

 

結果、どうしても体力を消耗してしまいます。

 

それに比べ、日本代表は164センチの高木美保選手と、155センチの高木菜那選手では9センチの差があります。

 

なので、高木菜那選手は小柄な体格をいかして隊列の後ろで空気抵抗を抑え、体力温存。

 

そして終盤、先頭に立って速いスピードを維持するという役割を果たせるのです。

 

一方、マススタートは個人戦で、出場選手が一斉に周回しながら順位を競います。

 

マススタートのルール画像
出典元:朝日新聞

 

パシュートは400メートルのトラックを6周し、最後の選手がゴールした時点で勝敗が決まるのですが、マススタートは400メートルのトラックを16周滑ります。

 

「氷上の競輪」とも呼ばれ、最後のスピード勝負に備えた位置取りや駆け引き、レースの流れを読む力が鍵。

 

ショートトラックにも似たところもある為、接触や転倒が多く、戦術によって“番狂わせ”も起こりうるのです。

Sponsored Link

マススタートのルール

400メートル×16周で争うマススタートは、ポイント制です。

 

ルールは、4周ごとの中間ポイント1位=5点、2位=3点、3位=1点と、ゴール時の着順1位=60点、2位=40点、3位=20点を合算して順位を決めます。

 

ただ、中間ポイントが低いため、1~3位はほぼゴール時の順位通りになりますが、4位以下は中間ポイントが重要。

 

ポイントのない選手はフィニッシュ順となります。

 

そんなマススタートはルール上、同国の選手が協力し合うことが許可されています。

 

展開によっては、チームワークにたけた日本代表にうってつけの競技。

 

個人種目でありながら「チーム戦」を強調する日本代表は、過去の試合でもチームワークでメダルを獲得しています。

 

分かりやすく例えるなら、競輪の「ライン」のような縦の隊列を組み、後方の選手の体力を温存させます。

 

そして、最終周で先頭の内側コースから後方の選手が抜け出す作戦でメダルを獲得しているのです。

 

ほかにもスタートから先頭を奪い、他国選手を牽制(けんせい)。

 

そして、終盤、最後方にいた選手が急激にペースを上げ、一気に集団から抜け出すという作戦を取ったこともあります。

 

本来、マススタートのような中長距離種目の場合、まともに戦えば欧米勢が強いです。

 

ですが、誰かが犠牲になることで日本にもチャンスが生まれてくるのです。

北京五輪マススタートの日本女子はメダル候補?

北京冬季五輪のマススタートには、高木菜那選手、小坂凛選手の2名が出場します。

 

日本代表女子である高木菜那選手はナショナル強化選手で、小坂凛選手はディベロップメント強化選手。

 

今大会もメダル候補とされています。

 

ただ、まともに戦うとメダルは難しいので、どちらが犠牲になるかです。

 

個人的な予想では、高木菜那選手が小坂凛選手の引き立て役に回ると見ます。

 

その根拠ですが、高木菜那選手は平昌冬季五輪でパシュート金、マススタート金の2冠を達成。

 

おそらく外国勢は高木菜那選手をマークしてくると思うので、その隙を狙って小坂凛選手が抜け出す。

 

この作戦ならノーマークだった小坂凛選手が、あわよくばメダル獲得できるように思います。

 

※高木菜那選手の実績

高木菜那の画像

・オリンピック成績
2018 平昌大会 5000m 12位/マススタート 金メダル/チームパシュート 金メダル
2014 ソチ大会 1500m 32位/チームパシュート 4位

・成績
2020 世界オールラウンドスピードスケート選手権大会 500m 2位/1500m 3位/3000m 13位/5000m 8位/総合8位
2020 世界距離別スピードスケート選手権大会 1500m 8位/3000m 13位/マススタート 4位/チームパシュート 優勝/
2019/20 ワールドカップスピードスケート(長野) マススタート 2位/チームパシュート 優勝/
2019 世界距離別スピードスケート選手権大会 チームパシュート 優勝
2018 全日本スピードスケート選手権大会 総合優勝
2018/19 ワールドカップスピードスケート(ヘレンベーン) マススタート 優勝
2018/19 ワールドカップスピードスケート(トマショフマゾウィエツキ) チームパシュート 優勝
2018/19 ワールドカップスピードスケート(苫小牧) チームパシュート 優勝
2018/19 ワールドカップスピードスケート(帯広) マススタート 優勝/チームパシュート 優勝
2017 アジア冬季競技大会(札幌) マススタート 4位/チームパシュート 優勝

※小坂凛選手の実績

小坂凛の画像

・オリンピック初出場

・成績
2020 世界ジュニアスピードスケート選手権大会 1500m 9位/3000m 8位/マススタート 17位
2019/20 ジュニアワールドカップスピードスケート(ビュグン) 3000m 2位/マススタート 4位
2019 全国高等学校選抜スピードスケート競技会 1500m 優勝/3000m 優勝
2019 世界ジュニアスピードスケート選手権大会 1500m 5位/3000m 4位/チームパシュート 優勝
2018/19 ジュニアワールドカップスピードスケート(バゼルガディピネ) 1500m 優勝/3000m 優勝/マススタート 2位
2019 全国高等学校スケート選手権大会 1500m 優勝/3000m 優勝
2019 全日本ジュニアスピードスケート選手権大会 1500m 優勝/3000m 2位
2018 全国高等学校選抜スピードスケート競技会 1500m 優勝/3000m 優勝
2018 全日本ジュニアスピードスケート選手権大会 1000m 5位/3000m 4位
2018 全国高等学校スケート選手権大会 1000m 優勝/1500m 優勝

引用元:日本スケート連盟

Sponsored Link
タイトルとURLをコピーしました